静岡県西部地区にある浜名病院は、愛知県との県境から車で2-3分に位置する、全177病床の病院だ。一般病床だけでなく健診センターや介護医療院などを併設するケアミックス病院として地域に根ざした医療を提供している。この浜名病院は現在、胸部X線画像から肺結節の候補域を検出する医用画像解析ソフトウェア「EIRL X-Ray Lung nodule」を導入し、健診センターと通常診療あわせて月に600-800枚に及ぶ検査画像の判定に利用している。AIを活用しはじめた理由とその効果について、消化器内科医師であり院長の岡村正造氏に詳しく話を伺った。

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