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胸部X線画像のAI診断エンジンを作ってみた

2018年9月6日(木)    m3.com AI Lab (高木悠造)   

 今、人工知能(AI)を用いた画像診断エンジンの研究開発が進んでいる。エムスリー株式会社AIラボ所長兼エンジニアリンググループAI・機械学習チーム所属の高木悠造氏はこのたび、アメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)が提供する胸部X線画像を用いることで、気胸や心肥大など14種類の疾患を判定するAIシステムを作製した。果たしてどの程度の精度を達成することができたのか。高木氏が解説する。 (カンファレンスでは、高木氏が作製したAIによる判定が妥当かどうかの議論を行っています。ぜひご意見をお寄せください。)   ※カンファレンスは医師限定コンテンツです。あらかじめご了承ください。

 2017年9月、NIHは約11万枚の胸部X線画像データセットを公開しました。 このデータセットには、以下の14種類の疾患ラベルがつけられています。