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危険なのに認知度の低い「間質性肺疾患(ILD)」をAIで早期発見

2024年12月15日(日)    m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)   

2022年の厚労省の統計で、間質性肺疾患(ILD)の死亡数は 22,904人で、死亡原因の11位(男性では9位)。呼吸器系の疾患の中では、肺炎(誤嚥性肺炎を含む)、肺の悪性新生物(気管・気管支含む)に次いで3番目。COPDよりも死亡者が多い にもかかわらず、この危険性が非専門医に十分に浸透しているとは言えません。

ILDで亡くなる方が多いのは、発症から治療までに時間が経ってしまっていることが一つの要因。 早期診断は専門医でも難しい上、ILDの危険性が十分に知られていないため、専門医への紹介が遅れ、予後不良...