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スマホアプリのビッグデータ解析で判明した花粉症症状と黄砂・PM2.5の関連性

2026年2月6日(金)    m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)   

順天堂大学の研究グループは、自社開発した花粉症研究用スマホアプリ「アレルサーチ」から得られた大規模データを解析し、花粉症の自覚症状と黄砂およびPM2.5飛散量の関連を評価した。花粉症は国内で約5,000万人の罹患が推定されるアレルギー疾患だが、黄砂やPM2.5などの環境因子が症状に与える具体的な影響や、それによって症状が悪化しやすい方の特徴については、従来の医療機関単位の調査では詳細な解明が困難であった。本研究は、アプリを通じて全国のユーザーから収集した日常生活下のデータを活用することで、これらの課題にアプローチしたものである。

研究では、2018年から2023年にかけて国内の花粉症患者6,468名から収集されたデータを対象とした。参加者の位置情報に基づき、回答時の花粉飛散量、黄砂・PM2.5飛散量と、鼻症状や眼症状など...