2025年10月3日(金) m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)
米国の医療テクノロジー企業Caregilityは、名古屋大学医学部附属病院(名大病院)との共同研究を開始した。この研究は、Caregilityのコア製品である「Access Point of Care System(APS)」を名大病院の集中治療室(ICU)に設置し、日本特有の医療環境に最適なバーチャルケア・ワークフローの確立と効果検証を行うことを目的としている。
日本の医療現場は、欧米諸国と比較して遠隔ヘルスケアをはじめとするICT技術の導入が遅れており、その一方で医療従事者不足と働き方改革への対応という二重の課題に直面している。持続可能で効率的な医療提...