2025年10月2日(木) m3.com AI Lab (かのうよしこ)
2025年6月27〜28日、第7回日本メディカルAI学会学術集会が国立京都国際会館で開催された。会長である奥野 恭史氏(京都大学大学院医学研究科ビッグデータ医科学分野教授)が掲げた集会のテーマは「彰往考来、医知革新」。医療分野におけるAI技術利用と社会実装について、過去の知識と経験から未来を見据えると同時に、新たな視点や可能性を模索するプログラムが並んだ。本レポートでは、27日に行われたシンポジウム5「医療における生成AIの可能性と課題」の発表内容を紹介する。
シンポジウム5「医療における生成AIの可能性と課題」のスタートにあたり、「イントロダクション―基盤モデルへの期待と課題―」と題して藤田広志氏(岐阜大学)が登壇。本シンポジウムの内容について、意図...