2025年6月23日(月) m3.com AI Lab (The Medical AI Times)
2型糖尿病(T2DM)は、冠動脈疾患(CHD)の主要なリスク因子であることが知られており、その同定は重要である。CHDの診断には冠動脈造影(CAG)が広く用いられるが、カテーテルを血管内に挿入し、造影剤を用いて冠動脈を映し出すため、侵襲的な手法である。中国重慶医科大学の研究チームは、T2DM患者におけるCHDを予測する機械学習モデルを開発し、その成果をFrontiersに発表した。
研究チームによると、中国重慶医科大学の医療データプラットフォームからCAGを受けたT2DM患者のデータをレトロスペクティブに収集し、2,517名を解析の対象とした(T2DM+CHD群1,943名...