2024年末の内科外来はインフルエンザの流行で大変混雑していました。この混雑への対応のしかたは病院によって異なり、筆者が見聞きした範囲では、外来での受付を早めに締め切る、検査目的の受診を認めない、かぜ患者を一室に集めてベルトコンベア方式で診療する、診察室の椅子を撤去して回転率を上げるなどの方法があるようです。

いずれも何かしらの問題を抱えた方法ではありますが、人災も災害とカウントすれば、このインフルエンザの流行もある種の災害医療ですし、致し方ないような気がします。