2025年5月22日(木) m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)
富士レビオ・ホールディングス傘下のFujirebio Diagnostics, Inc.(FDI)は、全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス G1200」で使用する、血漿中のpTau217とβ-アミロイド1-42の比率を測定する検査試薬が、米国食品医薬品局(FDA)より承認されたと発表した。この検査試薬は、アルツハイマー病の診断補助を目的としてFDAが承認した初の血液用体外診断用医薬品となる。
本試薬は、重篤疾患や進行性の慢性疾患の診断や治療に関わる特定の医療機器等の開発とFDAによる審査を早期に進めることを目的としたBreakthrough Deviceの指定を受けており、2024年...