2025年5月13日(火) m3.com AI Lab (藤井将志(ふじいまさし))
これまでいろいろなシステムを導入してきましたが、導入の仕方によっては大失敗したこともあります。本稿では数々の失敗を踏まえて、どんな導入の仕方が望ましいかお伝えします。結論から言うと、できるのであればスモールスタート(小さな範囲から始める)とパラレルスタート(現行フローと同時並行で始める)です。
システムの導入は院内の業務フローを変更することを意味します。つまり、業務改善と同じです。人間は誰しも、2~3ヶ月も同じ業務に携わると、次第にそのプロセスを無意識に実行できるようになり、習慣化され...