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経時差分ソフトで「見逃していた肋骨の微細な硬化性変化も拾い上げ」―― 東北大学病院放射線科助教 青木英和氏インタビュー

2025年5月7日(水)    m3.com AI Lab (宮内 諭)   

キヤノンメディカルシステムズが提供する読影支援ソリューション「Abierto Reading Support Solution」に搭載された骨経時差分処理ソフトウェア「Temporal Subtraction For Bone(以下TSB)」は、今回撮影されたCT画像と適切な過去画像を比較し、骨の経時的な変化を抽出・可視化するシステムである。

体幹骨と四肢骨を個別に認識し、高精度な位置合わせを行った後、骨以外の構造物を除去し、CT値が上昇した部位(硬化性変化など)を青色、低下した部位(溶骨性変化など)を赤色で示すフュージョン画像や差分...