株式会社東陽テクニカの国内子会社、株式会社レキシーは、大動脈瘤の治療法の一つであるステントグラフト内挿術の術前計画を支援する3次元ソフトウェア「ZedStent-graft®」を4月に発売することを発表した。このソフトウェアは、造影CTデータを基に最低2点の参照入力で大動脈の3Dモデルを自動生成し、さらに追加の参照点によって大動脈瘤の始点・終点の血管径、中心線に沿った大動脈瘤の長さ、アクセスルートの最小径など必要な計測値を半自動で算出する機能を備えている。

「ZedStent-graft®」は、使用するステントグラフトのサイズ選択と留置位置の決定を支援し、ランディング距離やオーバーラップ距離を自動計測することで、術前計画を効率化する。さらに、ステン...