アルプスアルパイン株式会社が開発した非接触入力のAirInput™ パネルが、東京女子医科大学病院の呼吸器外科で正式に採用され、運用が開始された。このデバイスは高感度静電容量検出を利用し、モニターやキーボードに触れることなく操作できるため、衛生面での課題を解決することを目的としている。特に医療現場や飲食業界での導入が期待されている。

昨年6月から、東京女子医科大学病院で内視鏡手術中の3D画像解析モデルの術中ナビゲーション操作にAirInput™ パネルを用いた実証実験が行われ、その有効性が報告された。肺の気管支や肺血管の分岐...