株式会社ケアネットと国立成育医療研究センターが共同で、電子カルテの医師所見を構造化されたデータに変換する研究を行った。この研究は、気管支喘息やアレルギー性鼻炎に使用されるロイコトリエン受容体拮抗薬（LTRA）の処方歴があり、アナフィラキシー症状が発現した患者の電子カルテ情報を対象に進められた。

研究では、H＆H CONNECTが提供する自然言語処理技術や医療用語の辞書データを活用し、自由記載の医師の所見や診断内容を分析しやすい形式に変換することに成功した。近年、臨床現場で蓄積される健康...