2025年2月10日(月) m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)
株式会社エクサウィザーズの100%子会社であるExaMDは、自由会話音声を用いて認知症を診断するAI医療機器の開発を進めている。この製品が、厚生労働省によるプログラム医療機器(SaMD)の優先審査対象品目に指定される方針が承認されたことを発表した。これにより、薬事承認に必要なプロセスで充実した相談制度を活用し、優先的な審査を受けることが可能となる。ExaMDは、世界に先駆けてこの製品の医療機器としての早期承認を目指している。
厚労省の薬事審議会での決定により、ExaMDの製品は2023年度に導入された新制度に基づいて優先審査の対象となった。この制度は、医療ニーズが高い分野において、既存の診断や治療法に対して画期的かつ...