2025年2月4日(火) m3.com AI Lab (The Medical AI Times)
近年、救急や在宅医療の現場で、肺エコー検査が注目されている。気胸や肺水腫などの診断に肺エコーが有用とされる一方で、質の高い画像を得るには熟練した技術が必要なことが課題であった。この課題に対し、米イェール大学の研究チームは、 AI支援システムを導入することで、非専門医が専門医と同等の精度で肺エコー検査を行えるとの研究結果を発表した。本成果はJAMA Cardiologyに掲載されている。
同研究では、臨床的に肺水腫の存在が疑われる21歳以上の患者176名を対象に、各患者に「非専門医(内科医、看護師、医療助手など)+AI支援システム」と「エコー専門医」がそれぞれ検査を施行し、取得画...