SMK株式会社は、国立循環器病研究センターおよびCanary Speech, Inc.と共同で、音声から軽度認知障害（MCI）を検知するアルゴリズムの開発を完了した。この技術は、わずか40秒の音声データからMCIの状態を簡易に判別できるもので、スマートフォンやPCなど幅広いデバイスで利用可能だ。

開発には、宮崎県や兵庫県の介護施設から収集された約1500名分の音声データとスクリーニング結果が活用された。AUC（受信者動作特性曲線下面積）による検知精度は、音声のみで0.81、年齢や性別など...