2025年1月14日(火) m3.com AI Lab (The Medical AI Times)
進行性/転移性非小細胞肺癌(NSCLC)に対する免疫チェックポイント阻害剤(ICI)単剤治療の効果予測因子として、PD-L1の発現が臨床的に最も使用されているが、予測精度は限定的である。Harvard Medical Schoolの研究チームは、NSCLC患者のHE染色された病理標本から、ICIの有効性を予測するDeep Learning Model(Deep-IO)を開発した。
JAMA Oncologyに掲載された同研究では、ICI単剤療法を受けたNSCLC患者958人から得られた295,581枚のHE染色された病理画像を解析対象とし、ICIの有効性を予測した。検証の...