2024年12月30日(月) m3.com AI Lab (千堂一歩)
日本はCTやMRIを撮るハードルが低いため、肌感覚としては困ったら気軽に画像を撮る傾向にあると思います。頭痛がすれば頭部MRI、咳が続けば胸部CT、腰が痛ければ腰椎MRIと言ったように挙げればキリがないかも知れません。私も先日、外来通院中の患者さんの頑固に続く咳に対してCT検査を依頼しました。
私は患者さんに肺のCT検査をすることを伝えて、患者さんにも了承を得ていました。ただこの方ですが今まで検査をあまり受けたことがなく、CT検査というものが何なのかもよくわかっていない方でした(苦笑)。