AIを活用した革新的なソリューションを提供するRecursiveが、サウジアラビア最大の医療研究機関であるキング・アブドラ国際医療研究センター（KAIMRC）と結核対策のための共同開発に乗り出した。両者は結核の早期スクリーニングを実現するAIシステムの構築を目指し、覚書を締結。この協力関係はサウジアラビアの国家戦略「ビジョン2030」および国際連合の持続可能な開発目標（SDGs）に基づく取り組みの一環として位置づけられている。

世界保健機関（WHO）によると、結核は2023年に最も多くの死者を出した感染症であり、年間約125万人が死亡している。特に多剤耐性結核（MDR-TB）やリファンピシン耐性結核（RR-TB）の治療...