2024年11月26日(火) m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)
筑波大学、株式会社S’UIMIN、株式会社東芝の3者が、2024年11月より「睡眠ゲノムビッグデータの構築と統計遺伝学的解析」に関する共同研究を開始した。この研究では、東芝が保有する従業員のゲノムデータや健康情報と、S’UIMINの高精度な睡眠データ収集技術を組み合わせ、睡眠負債が引き起こす疾患リスクを予測する新たな手法を開発することを目指している。
日本の平均睡眠時間はOECD加盟国中で最短であり、不眠や睡眠負債が経済的損失や健康リスクの増加を招いている。特に、慢性疾患や生産性低下との関連が指摘されているが、大規模な睡眠とゲノムのビッグデー...