2024年11月5日(火) m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)
アストラゼネカ株式会社は、京都大学と医薬品の市販後安全対策に関する疫学研究で共同研究契約を締結し、リアルワールドデータ(RWD)を活用した医療用医薬品の安全性監視に取り組む。2024年11月から開始する本共同研究は、京都大学の薬剤疫学分野の専門知識を活用し、アストラゼネカ製品に関する製造販売後調査の効率化とリアルワールドエビデンス(RWE)の創出を目指している。研究期間は2027年10月までを予定。
近年、医薬品の市販後における安全性監視にはRWDの活用が求められており、厚生労働省もRWDを基盤とした薬事規制の整備を進めている。アストラゼネカと京都大学は、リアルワールドデータを活用した疫学研...