2024年10月24日(木) m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)
順天堂大学とメタジェンセラピューティクス株式会社は、パーキンソン病患者を対象とした「腸内細菌叢移植療法」の開発に向けた共同研究を開始した。本研究は、抗菌薬併用による腸内細菌叢移植療法(FMT)の有効性と安全性を検証し、新たな治療法としての可能性を探るものである。
パーキンソン病は神経細胞の変性によりドーパミンが減少する疾患で、日本国内だけでも約29万人が罹患しているとされている。高齢化に伴い患者数は増加傾向にあり、2030年には全世界で3000万人が罹患...