2024年10月23日(水) m3.com AI Lab (藤井将志(ふじいまさし))
筆者は、熊本県の田舎町で病床数99床の小さなコミュニティホスピタルで事務部長をしています。弱小医療機関で資金力もないので、悪戦苦闘しながら最小限のコストで院内のDXを手探りで進めています。その実践事例(多くは失敗例になるかもしれません)を本コラムでお伝えしていきます。初回である本稿では、病院の「基幹システム」である電子カルテについて考えていきます。
・○○のデータが欲しいので出力できませんか? →それは標準帳票じゃないので改修費に50万円かかります。