2024年9月30日(月) m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)
富士フイルム株式会社は、AI技術を活用して上部消化管内視鏡検査のレポート作成を支援するソフトウェア「AR-G1」を2024年9月26日に発売した。「AR-G1」は同社の内視鏡情報管理システム「NEXUS」にオプションとして提供され、内視鏡検査中に医師が撮影した静止画像から、適切なものを自動で選定し、レポートに貼付することで、医師の負担軽減を図る。
内視鏡検査は、食道や胃などの消化管内部を観察するため、体内にスコープを挿入し、リアルタイムで診断を行う。その後、医師は多数の静止画像の中から適切なものを選び、所見や使用機材などとともにレポートに...