2024年9月27日(金) m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)
公益財団法人がん研究会有明病院と株式会社スズケンの子会社である株式会社コラボプレイスは、2024年10月より新たに開発された服薬管理システム「Cubixx DT(日本版)」を用いて、服薬アドヒアランスを評価する共同研究を開始する。服薬アドヒアランスとは、患者が医療従事者の指示に基づき、治療計画に沿った服薬を続けることを指す。特にがん治療においては、アドヒアランスが低下すると治療効果に影響を与えることが懸念される。
がん治療は長期にわたることが多く、患者が自宅で服薬する際に、医療従事者がその状況を把握することが難しい場合がある。そこで、コラボプレイスが開発した「Cubixx DT」は、専用の服薬パックと通信...