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緑内障診療の負担軽減、AIが視野推測でサポート

2024年9月26日(木)    m3.com AI Lab (エムスリーAIラボ 事務局)   

自治医科大学発のベンチャー企業「DeepEyeVision(ディープアイビジョン)」が、AI技術を活用して緑内障診療の効率化に向けた研究開発を開始した。日本では緑内障は中高年における失明原因の第一位であり、40歳以上の20人に1人が罹患している。そのため、進行を遅らせるための早期発見と治療が不可欠だが、視野検査は長時間にわたる集中力を要するため、患者や医療機関にとって大きな負担となっている。

緑内障の診療においては、目の断層画像を取得するOCT(光干渉断層計)が重要な役割を果たしている。DeepEyeVisionでは、このOCT画像からAIを用いて視野を推測する技術を開発することで、...