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前医の見落としで眼球摘出・鼻腔切除となった患者【画像診断ヒヤリハット】

2024年6月3日(月)    m3.com AI Lab (ぽむ)   

卒後5年目ぐらいで、とある中核都市の総合病院に勤務していた頃です。手術も多く、他の診療科から病気が見つかって紹介になることも多々ある状況でした。その日は、70歳の男性患者さんが近所の医療機関から紹介されてきました。

副鼻腔の癌でしたが、部位が部位なだけに外科治療が難しく、本人の希望もあり東京で陽子線治療を受けてこられました。サイズも減少し、当科で手術の運びとなりましたが、硬膜にも進展しており、脳外科との合同...