救急医療と集中治療領域向けのデータプラットフォーム構築やシステム・サービスを展開するTXP Medical（以下、TXP）は、救急DXをテーマにしたウェビナー「第1回 Next Stage救急セミナー」を4月19日に開催した。初回は「世界の救急隊から学ぶ日本の救急の未来 〜アジア、アメリカの先進的例をヒントに、日本にフィットする救急DXとは〜」をテーマに、アジアにおける病院前救急医療を専門とする明治国際医療大学講師の原貴大氏と、日本の救急医療のパイオニアである国士舘大学大学院教授の田中秀治氏が登壇し、座長を国士舘大学防災・救急救助総合研究所の植田広樹氏が務めた。

原氏は2021年から明治国際医療大学で教鞭を執り、アジアにおける病院前救急医療の発展を主な研究テーマに、世界各国の救急救命士教育や救急医療体制構築についてフィールドワークを行っている。「病院前救...