2022年8月5日(金) m3.com AIラボ (The Medical AI Times) 転載元の記事
COVID-19のパンデミックは、「医療者の燃え尽き」を助長させたことが多くの研究から明らかになっており、米国では2022年段階で医師の約半数が燃え尽きを自覚しているとの報告もある。本来行うべき質の高い患者ケアに集中できず、管理上の負担に圧倒されている状況に対し、米メリーランド州・デラウェア州を中心に医療機関ネットワークを運営する「TidalHealth」は、診断支援AIソフトウェア企業「Regard」との提携により、医療者の燃え尽きを軽減すための技術導入を進めている。
Regardが2日明らかにしたところによると、同社のAIシステムは、電子カルテから患者の病歴全体を集約する「チャートレビュー」を自動化するもの。病状の見落としを防ぐとともに、医師が臨床メモに費や...