2021年9月23日(木) m3.com AI Lab (紗来(@saraly_man))
近年、女性の社会進出やライフスタイルの多様化などを背景に、晩婚化が進行しています。一方で、女性の妊娠のしやすさは32歳から低下し始め、37歳以降では急速に低下します。30代後半の女性では20代前半の女性に比べて相対的な生殖能力が約半分に低下すると言われています [1] 。
このような背景もあり、日本では不妊治療の件数が増加しており、2017年には全国で5万6000人の新生児が体外受精(IVF)によって誕生したと報告されています[2] 。これは、同年の全新生児の約6...