2021年4月7日(水) m3.com AI Lab (榎木英介)
前回は、バーチャルスライドおよび「ホールスライドイメージング(WSI)」の普及という基盤のもと、病理診断におけるAIの導入の研究が進んできていることを述べた。また、前々回に触れたように、「Camelyon16」のような国際コンペティションも行われるようになってきている。
日本政府も「日本再興戦略2016-第4次産業革命に向けて-」(平成28年6月2日閣議決定)の中で、病理診断におけるAIの普及を明記した。こうした中、日本病理学会も動き始めた。