オンライン診療は、情報の「量が少ない」のではなく「質が異なる」――モバイルヘルスシンポジウム2020レポート

2020年11月27日(金)    m3.com AIラボ (かのうよしこ)   

医療法人社団嗣業の会 理事長、外房こどもクリニック院長の黒木 春郎氏は9月13日、オンラインで開催されたモバイルヘルスシンポジウム2020において、「小児科診療におけるオンライン診療の現場から」と題した発表を行った。小児の感染症を専門にしてきた黒木氏は、小児科におけるプライマリケアのモデルを提唱したいと考え、2005年に外房こどもクリニックを開業。現在は複数医師によるグループ診療を行っている。オンライン診療は2016年から先駆的にクリニックに導入し、現在も続けている。これらの経験から、コロナ時代における地域医療やプライマリケアがどうあるべきか、経験を交えて語った。

黒木氏は2016年にオンライン診療を導入しているが、これは2015年に厚生労働省から遠隔診療に関する通知が出たことに端を発する。それまで遠隔診療は離島・僻地に限られていたが、ここで初めて「遠隔診...