2020年10月9日(金) m3.com AI Lab (The Medical AI Times) 転載元の記事
尿路結石は、激烈な痛みだけでなく、腎機能障害や尿路感染の原因にもなり、再発率の高さが課題となる。国内外のガイドラインでは「1日の尿量が2000-2500ml以上となる水分摂取」が結石の再発予防に対して推奨されている。しかし、その推奨に対して飲水目標の達成は難しく、遵守できる患者の割合は50%を下回るという。尿路結石を予防するため、飲水行動を促すウェアラブル技術が注目されている。
ペンシルバニア州立大学のニュースリリースでは、同大の研究チームが開発する飲水行動促進のウェアラブル技術「sipIT」が助成金約300万ドルを受け取ったことを報じている。sipITはスマートウォッ...