2020年8月17日(月) m3.com AI Lab (荒川友加理)
大腸がんは、2020年に米国で5万3000人を超える死者を出すと推定されており、がんの中では2番目に多い死因となっている。しかし、死亡率は着実に低下している。それは、おそらく大腸内視鏡検査などのより優れたがんスクリーニングプログラムがあるからだ。大腸内視鏡検査の際、臨床医は大腸ポリープを切除し、その検体を組織病理学スライドで視覚的に検査する。発見されたポリープの数と種類から、将来、悪性化する危険性を推測できる可能性がある。
大腸ポリープを自動分類するためのAIモデルは、効率、再現性、および精度の向上により、がんスクリーニングプログラムに利益をもたらす可能性がある。そこで、ダートマス・ヒッチコック・ノリス・コットンが...