2020年8月14日(金) m3.com AI Lab (荒川友加理)
糖尿病は、いったん発症すると、現代医学の治療でも完治させることはできない。糖尿病になるということは、インスリン注射と血糖値のモニタリングが生涯にわたって必要となるということだ。しかし、コンタクトレンズを着用するだけでインスリンの分泌を制御できたらどうだろうか
最近、韓国の浦項理科大学の研究グループは、ワイヤレスで駆動する「スマートコンタクトレンズ」の技術を開発した。この技術は、糖尿病を検出し、装着するだけで糖尿病性網膜症を治療することを可能にした。