2020年8月12日(水) m3.com AI Lab (荒川友加理)
アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究グループが、消費者向けスマートウォッチを強力な生化学的健康監視システムにアップグレードできる薄い粘着フィルムを開発した。この粘着フィルムは汗に含まれる物質を分析することで、体内変化を即時に解析する。その技術の詳細を記した研究が、『Science Advances』誌に掲載された。
すでに、スマートウォッチは歩行距離や睡眠時間、心拍数だけでなく、血圧も監視することができる。また、スマートフォンと連携すれば、これらの計測結果を長期間にわたって記録することもできる。しかし、現在...