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依存症治療にAIアシスタントを利用

2020年5月25日(月)    m3.com AIラボ (小野賢児)   

カリフォルニア大学サンディエゴ校クアルコム研究所は、スマートフォンなどに搭載されているAIアシスタントが、依存症患者の支援につながるかどうかをまとめた。ほとんどの場合において、依存症治療に向けた適切な応答ができなかった一方で、今後の開発によっては克服の支援に応用できることを強調した。この研究成果は1月29日、『npj Digital Medicine』に「Responses to addiction help-seeking from Alexa, Siri, Google Assistant, Cortana, and Bixby intelligent virtual assistants」として公開された。

AIアシスタントとは、ユーザーが音声を使用してスマートデバイスとやり取りする機能であり、AlexaやSiri、Google Assistantが代表的である。米国では、成人の半数(46%)がAI...