「電子カルテデータを用いた医療支援システムを開発」―島根大学医学部医学科医療情報学講座教授の津本周作氏講演レポート

2020年5月20日(水)    m3.com AIラボ (かのうよしこ)   

島根大学医学部医学科医療情報学講座教授であり、人工知能学会副理事長でもある津本周作氏が、2020年2月7日、兵庫県姫路市で開かれた第16回日本消化管学会総会学術集会のシンポジウム1「消化器疾患自動診断の現状」において、「人工知能を用いた診療の現状」と題した発表を行った。津本氏は病院情報システムの管理者という立場から、電子カルテを含む医療システムについての人工知能(AI)活用の現状における研究成果と、未来の医療システムの方向性について語った。

津本氏は医師であると同時に工学博士でもあり、長年、医療情報学分野の研究にAIを活用してきた人物だ。講演冒頭に、近年のAI研究や機械学習の目覚ましい進歩の背景にある事象として「情報のデータ化」があ...