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VRで見えてきた、緑内障患者のQOL向上の具体策―松村雅代の「VRは医療をどう変える?」(12)

2020年4月15日(水)    m3.com AIラボ (松村雅代)   

今回は、School of Health Science, University of Londonの研究チームによる、VR・ARを用いた緑内障の病態シミュレーションについてお伝えします(資料1)。

緑内障は、日本においても中途失明原因の第1位(28.6%)(資料2)を占め、40歳以上の5%、70歳以上の10%が発症しており、推定患者数は400万人以上と言われています。一方、症状を自覚しにく...