2020年4月3日(金) m3.com AI Lab (荒川友加理)
米・マサチューセッツ大学アマースト校コンピューター・情報科学科のTauhidur Rahman准教授らの研究グループは、ディープラーニングを利用した「FluSense」と呼ばれる携帯型モニタリングデバイスを開発したと発表した。これは部屋の中の人数および咳などの音声をリアルタイムで解析することで、インフルエンザなどの呼吸器疾患の広がりを直接モニタリングするものだ。研究成果は3月18日、『Proceedings of the Association for Computing Machinery』に掲載された。
FluSenseの開発者によると、病院や待合室、大規模な公共スペースでの使用を想定した、このエッジコンピューティングによる新しいプラットフォームは、季節性インフルエンザやCOVID-19、SAR...