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「AIを医師の便利な道具として使いこなすことで、より良い医療が実現できる」―ただともひろ胃腸科肛門科理事長の多田智裕氏講演レポート

2020年4月1日(水)    m3.com AIラボ (かのうよしこ)   

医療法人ただともひろ胃腸科肛門科理事長であり、株式会社AIメディカルサービスのCEOでもある多田智裕氏が、2020年2月7日、兵庫県姫路市で開かれた第16回日本消化管学会総会学術集会のシンポジウム1「消化器疾患自動診断の現状」において、「世界に挑戦する日本の内視鏡AI」と題した発表を行った。消化器内視鏡医として内視鏡に特化した画像診断の開発・研究をしている立場から、内視鏡分野における具体的な課題と解決策としての人工知能(AI)活用について具体的事例を交えながら語った。

さいたま市で胃腸・肛門科の診療所を開業する臨床医である多田氏は、2017年に「AIメディカルサービス」を設立。内視鏡の画像や動画から、胃癌や大腸癌、食道癌などの検出検査を支援するAIを開発してい...