これからの医療のヒントが詰まったがん遺伝子パネル検査―西村邦裕の「未来の医療のデザイン」(1)

2020年3月25日(水)    m3.com AIラボ (西村邦裕)   

未来の医療のデザインを考えると、多量のデータを解析し、エビデンスに基づいて、個々人に合わせた精密医療(Precision Medicine)のイメージも湧く。この精密医療の一つとして現在、始まっているのが「がんのゲノム医療」である。がん遺伝子パネル検査として全国で始まっており、この中に未来の医療をデザインするたくさんのヒントがあるだろう。まず、がん遺伝子パネル検査について紹介していきたい。

がん遺伝子パネル検査は2019年6月に保険収載された。遺伝子パネル検査の流れを図1に示す。