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VRで脳卒中のリハビリ、早期の運動機能向上を確認

2020年3月11日(水)    m3.com AI Lab (荒川友加理)   

ノースカロライナ州立大学・生物医学工学部の准教授であるデレク・カンパー氏らの研究グループは、脳卒中患者を理学療法および作業療法の治療に参加しやすくするために、「VRクリニック」を設立した。 概念実証研究の結果、このVRクリニックは治療への参加を促し、治療時間の向上をもたらすことが示された。この研究成果は2月1日、リハビリに関する学術専門誌『physical medicine and rehabilitation』に掲載された。

理学療法および作業療法は、脳卒中患者が手先の器用さと機能的な運動能力を取り戻すために重要である。しかし、患者の多くはリハビリ関連施設の近くに住んでおらず、しばしば治療の継続が難しい場合がある。