１月31日から2月1日まで開催された第2回日本メディカルAI学会学術集会で1月31日、「医用画像の収集から利活用の新展開」と題したシンポジウムに理化学研究所の小松正明氏が登壇し、技術格差の均てん化に向けた超音波検査の診断支援AI（人工知能）開発について紹介した。

小松氏は超音波検査の画像解析にAIを活用している。ディープラーニング（深層学習）を用いた医療画像の解析について「X線写真やCT、内視鏡眼底検査などが先行している。一方、安価で広く普及している超音...