国立成育医療センターなどは1月23日、日本人女性約30万人の月経周期の情報を分析した結果、月経周期の分布が年齢とともに変化する一方、季節や日本の特徴である気温や日照時間が異なる居住地の影響はほとんど見られないことが分かったと発表した（プレスリリースはこちら)。エムティーアイとの共同研究で、同社が運営する女性向け健康情報サービス「ルナルナ」に登録されたデータを分析した。今後は社会経済的状況やこころの健康が、月経不順や妊娠にどのような影響を与えるかを調べるという。

2016年から2017年にかけて「ルナルナ」に登録された月経周期（約30万人、約600万周期）に関する情報を分析。累計ダウンロード数1400万を超える（2019年7月時点）「ルナルナ」の大規模な...