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ウェアラブル心拍数と睡眠デバイスで、リアルタイムのインフル発生率を予測

2020年1月21日(火)    m3.com AI Lab (本橋 佳世子)   

市販のウェアラブル端末で取得できる心拍数データと睡眠データを利用することで、リアルタイムでインフルエンザなどの流行予測が可能となる研究が1月15日のTHE LANCET Digital Healthで発表された(論文はこちら)。予測するために心拍数トラッカーと睡眠データが使用された最初の例だという。インフルエンザの発生率を日ごとに特定でき、迅速な対応対策、感染拡大防止に役立ちそうだ。

米スクリップス・リサーチ・トランスレーショナル・インスティテュートの研究グループは、2016年3月から2018年3月にかけて市販のウェアラブル端末であるFitbit利用者のデータ20万人分を収集...