2019年11月7日(木) m3.com AI Lab (宮内 諭)
自治医科大学附属さいたま医療センター救急科教授の守谷俊氏は10月3日、東京国際フォーラムで開かれた第47回日本救急医学会総会・学術集会のパネルディスカッション「AI を用いた救急医療の展開」において、「全国初のチャットボットによる『埼玉県 AI 救急相談』における今後の展開」と題した発表を行った。
埼玉県の老年人口(75歳以上)は今後2040年まで急増することが確実視されている一方、救急指定病院の増加は予定されておらず、救急医療現場のさらなるシステム化・効率化が課題である。そこで守谷氏らの...