2019年8月27日(火) m3.com AI Lab (荒川友加理)
オーストラリア、ブリスベンにあるクイーンズランド工科大学(QUT)で行われた研究によると、術後の患部を「自撮り」し、その写真を医師と共有することで患者は安心し、また医師との関係性をよりよいものにできるという。この研究結果は、『Journal of Medical Internet Research』に掲載された。
研究グループはまず、クイーンズランド小児病院で腹腔鏡下虫垂切除の手術を受けた小児患者に対して、その親が手術創傷の写真を撮影するという実験を行った。26人の親がこの調査に参加し、2日ごとに写真を撮...