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画像診断支援AI、少ない症例の学習データでも高精度に病変検出ー第38回日本医用画像工学会レポート

2019年7月29日(月)    m3.com AIラボ (長倉 克枝)   

2019年7月24日から26日まで奈良市で開催された第38回日本医用画像工学会で24日、チュートリアル講演会「Beyond Deep Learning」が開催され、東京工業大学特任教授の鈴木賢治氏が「世間の流行に左右されない深層学習所感」と題して講演し、鈴木氏が開発した独自の深層学習モデル「MTANN」による医療画像診断支援への応用について紹介した。

鈴木氏はまず、機械学習や深層学習(ディープラーニング)を巡る現状について紹介した。AIの世界市場予測は、全体で2025年に約45兆円、医療応用に限っては2025年に3.7兆円に伸びるとされており...